こちらの記事では、ライティングの基本的なポイントについて説明していきます。
ライター初心者の方はもちろん、経験者の方も1度目を通して確認してください。
いい記事・読みやすい記事って何?
いい記事ってどういうものでしょうか。
情報がいっぱい入って文字数もすごく多いもの?
確かに情報量は多いにこしたことはありませんが、一概にそれが良いとも言えません。
良質と言われる文章が一般的にどのようなものなのか、項目ごとに説明していきます。
ユーザーの検索意図を一番に考える!
良記事の一番のポイントは、ユーザーの立場になって書かれた文章であるかということです。
例を出して考えてみましょう。
あなたはこのような記事を書くことになったとします。
- タイトル
-> 「嵐のファンクラブに入会!郵便局で手続き可能?」 - キーワード
-> 嵐、ファンクラブ、入会、郵便局
この記事を検索する人はどういった人でしょうか?

ということですよね。
書くべき内容は必然的に
「嵐のファンクラブに入会する時に、郵便局で手続きは可能なのか?」
を説明する記事になるはずです。
もし、この記事に
- 嵐とは圧倒的人気を誇る5人組の男性ユニットで~・・・
- 嵐のメンバーを紹介しましょう。一人目は~・・・
- 今月嵐が出場する番組は「○○」ですよ~・・・
なんて情報が出てきたら、この記事を読んだユーザーはどう思うでしょうか?

となるのは想像がつくでしょう。
どんなに濃い情報を書いたとしても、タイトルの内容と記事内容がしっかり一致していなければユーザーにとっての価値はないに等しいのです。
中高生でも分かる文章

例えば、あなたがこのように思ってGoogle検索したと考えてください。
どちらの記事を読みたいでしょうか。
3歳の子供には脳科学的に「○○」の時期である。
そのためには、○○といった知育玩具を使うことがとても有効的だ。
なぜなら、○○は手先や脳をくまなく使う必要があるため、発育に必要なうんたらかんたら~
3歳のお子さんのプレゼントなら、○○がおすすめですよ。
口コミの満足度が「4.8」ととても高いし、何より値段もお手ごろです。
3歳の時期に必要な○○も、このおもちゃを使いながら学ぶことができちゃいます。
もちろん、記事Bの方ですよね。
文字を打つ仕事だからといって、難しい言葉を使う必要はありません。
中高生でも分かるくらい簡単な言い回しで書き進めてください。
一文は短く簡潔に
一文が長くならないように、こまめに「。」を打つようにしましょう。
今年の紅白歌合戦も嵐のメンバーが司会をやるのでは・・・と話題になっていますが、それ以上に気になっているのが、ウッチャンがまた総合司会をやってくれるのかということです。
↓
今年の紅白歌合戦も、嵐のメンバーが司会をやるのではないかと話題になってますよね。
でもそれ以上に、ウッチャンが総合司会をやってくれるのか気になっています。
少し長い文章を2つの文章に分けただけで、読みやすさが変わってきます。
必死に文章を書いていると、ついつい一文が長くなってしまいがちです。
一文はできるだけ短くするということを、ぜひ心に留めておいてください。
ちょうどいい改行・文字装飾
改行も文字装飾もない文章は、ユーザーにとって読みやすい文章とは言えません。
3歳のお子さんのプレゼントなら、○○がおすすめですよ。口コミの満足度が「4.8」ととても高いし、何より値段もお手ごろです。3歳の時期に必要な○○も、このおもちゃを使いながら学ぶことができちゃいます。
3歳のお子さんのプレゼントを探しているなら、○○がおすすめですよ。
口コミ評価が「4.8」ととても高いし、何より値段がお手ごろで魅力的です。
3歳の時期に必要な○○も、このおもちゃを使いながら学ぶことができちゃいます。
改行があって、適度に文字装飾されている「B」の方が読みやすいですよね。
改行は1文ごとに入れると考えてOKです。
文字装飾については、以下を目安にしてください。
- 太字:強調したい部分に使用。見出し内に2~3か所
- 赤字:ネガティブな言葉を強調する時に使用。1記事に数か所
- 黄色マーカー:一番強調したい部分に使用。見出し内に1~2箇所
誤字脱字がない
とても基本的な部分です。
記事を書き上げた後は、誤字脱字がないかしっかりチェックをお願いします。
文末にバリエーションがある
基本的に、文末は「です・ます」調で記事を書いてください。
だからといって、堅苦しい文章にする必要はありません。
「~ですよ」「~ですよね」といったフランクな文末や「!」の使用もOKです。(多用しないように気をつけてください。)
「~です。~です。~です」と同じ文末が続かないように、自然な流れを意識して、文末を整えて下さい。
自分が読者になったつもりで、この記事が読みやすいかを意識するといいですよ。
型にあてはめて記事構成を作る!
記事の書き方には型があります。

この図のように、
- 序文
- 見出し(2つ以上)
- まとめ
という順番で構成していきます。
それぞれ説明していきますね。
①序文(ディスクリプション)
タイトルのすぐ下にある文章です。
指定したキーワードを、それぞれ必ず2回ずついれて、この記事に何が書いてあるかを簡潔にまとめてください。
文字数は250文字~300文字程度で、自然な文章になるように心がけましょう。
序文の具体的な書き方やポイントは、こちらの記事を参考にしてください。
②見出し
1記事の文字数にもよりますが、2つ以上の見出しを作成します。
たとえば、3000文字で記事を書く場合を想定してみましょう。
- 序文 →300文字
- 見出し①→800文字
- 見出し②→800文字
- 見出し③→800文字
- まとめ →300文字
という感じで記事構成を考えると、800文字の記事を3つ書けばよいということになります。
「3000文字の記事を書かなきゃ!」と考えるより、「800文字の記事を3つ書けばいいんだ!」と考える方が取り組みやすいでよすね。
見出しの付け方については、こちらの記事で確認してください。
③まとめ
記事の一番最後は、まとめの項目です。
見出しの名前は「まとめ」ではなく、必ずキーワードを含めた見出しを設定してください。
- タイトル
-> 「嵐のファンクラブに入会!郵便局で手続き可能?」 - キーワード
-> 嵐、ファンクラブ、入会、郵便局 - まとめ」項目の見出し名
-> 【結論】嵐のファンクラブ入会で郵便局はOK!
基本を大切に!
記事の書き方で抑えるべきポイントについて説明しました。
色々と気をつけるべきポイントがありましたが、一番大切なのはユーザーの立場になって考えるということです。
自分色を持っているライターさんは、ライティングスキルも高くて魅力的かもしれません。
しかし、基本に忠実に、ユーザー目線で読みやすい文章を書けるライターさんの方が、実は需要はとても多いんです。
今回あげたポイントを見返しながら、ライティングスキルを少しずつ身につけて行ってください。
悩んでしまう部分があれば、お気軽にご相談ください!